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architecture

CSAP/ End of the year show

Spring Semesterの終わりに開かれるEnd of the year show。今年も全校あげてそれぞれのスタジオが自分たちの作品を展示する。今日はその紹介を。

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まずは1st year。いつもながらアブストラクトなスタジオが目白押しだが、最近の変化としてレーザーカッターを使えることになったことによるモデルの作りの良さ。

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このスタジオは展示のメインがモデルになっている。気になったのが次の作品。

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これを見て思うのは、モデル作成の意義が変わってきているということだ。レーザーカッターによって、ある意味で容易に見栄えの良いモデルを作ることができるようになった。最終モデルをその工作精度で工芸作品のように仕上げることが可能だ。このスタジオがどういったプロセスを経てここにたどり着いたのか知らないので極論はさけるけれど、「建築」を展示するということがどういう意味を持つのかもう少し問われるべきだと思う。自ら何かを学んだ過程を提示したいのであれば、そこにあるべきはダイアグラム的ドローイングやモデルであるはずで、工芸作品のような完成型の最終モデルではないはずだ。その完成度の高さが、逆にこのプロジェクトをプロダクトに限定してしまう。コンピューターのレンダリングにしても、より現実的でリアルなものを求める傾向があるけれども、それはあくまで疑似現実だ。立ち上がる建物は完成すれば実体を持つが、「建築の思考」はプロセスそのものに意味があるのであって、現時点においてはあくまで完成を引き延ばされた、言い換えれば変容の可能性を持つ一過程/状態にすぎない。特に大学院1年目にしてアブストラクトな思考を固定化するこういったモデル作成には大きな問題があると思う。これ、あけたら中に何があるのだろう。もし空洞ならば、このモデルは見る者にも建築プロセスをイメージ化させることなど全く不可能だ。

show8.jpg

これは2nd Yearの恒例、Housing プロジェクト。このプロジェクトが一番プラクティカルだしかなり厳密な設計をするので、その延長の立派なモデルは意味がある。スケール的に見てもモデルを仔細に観察できるし、ドローイングと相まってかなり踏み込んだ理解が可能。

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3rd year Studioより。ブロブ一辺倒だったここ4、5年のコロンビアだけれども、嵐は過ぎ去り、少し影響力が弱まってきた。この作品が唯一力のあった作品か。

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これはスティーブン・ホールスタジオの一作品。チェコのプラハに「カフカ」をテーマに何らかのプログラムを建ち上げるというもの。いつも思うのだけれど、スティーブンのスタジオはいまいち空回りしている気が。彼本人は経験と資質からくるポエトリーをベースに建築言語を駆使できる建築家だけれど、生徒にはそこまで要求するのは酷だろうから。時々度肝を抜くような才能に出くわすことがあったけれど、CADやCG、レーザーカットモデルでどうも皆似たようなものになるようになってきている。だから表面的な差異化が必要になって、(それがまたプレゼンや最終形態にこだわるという弊害を生む)それが作品の力をさらに弱める結果になっている。そんな中でこの作品はちょっと目立っていた。形態やプログラミングなど推敲を重ねたのが見て取れる。

show6.jpg

これがうちのスタジオの展示。手抜きだけれどそれなりに時間がかかった。どうもね、という感じ。段ボールの表面をはがして地図にするというアイディア、出した奴はまったくやらなかった。やれやれ。

show7.jpg


ちなみに自分のプレゼンボードの一部。全学期の反動から手描きが多い。アイデアを煮詰めるためのスケッチとダイアグラムにそってプロジェクトを進めたけれど、やはりコンピューターモデルとの内容の剥離は否めない。今一番の課題のようだ。

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